GWが明けたと思ったら、
沖縄・九州地方が史上2番目の早さで梅雨入りし、
関東の週間天気予報を見ても
なんか傘マークが並んでいる状況。
適温適湿、
虫がいないアウトドア最高の季節が
瞬く間に過ぎ去ろうとしていた5月中旬。
有給届けに判を貰い、翌日利用するキャンプ場へ電話を入れた。
ソロで1泊。
SSSNは今年に入って
最初のソロキャンプに出撃することとなった。
夏に軽井沢まで自転車で行けるかなぁ。
荒唐無稽で浅はかな考えと願望。
そんな自分の実力を試してみたく、
奥多摩までは自転車で。
思えば、コロナ禍における電車通勤が嫌で
予防のために始めた自転車通勤も
1ヶ月が経過し、脚力には幾分の自信が持てていた。
リア両サイドに合わせて54Lのパニアバックとマット
米軍モジュラースリーピングバックをフロント
三脚と、キャンプ前日にコンビニで受け取った
軽量テントをフロントフォークに。
総重量20Kg強の大荷物
多少ふらつきながらもペダルを踏みこむ。
この橋から富士山の麓まで
東京五輪のロードレースが開催されるんだなぁ。
憎きコロナでいろんなことが変化し、
我慢が当たり前になっている日常。
多摩川サイクリンロードを遡上し続け、
1時間が経過したところで栄養補給。
この時間以上、自転車を乗り続けたことがないので
未踏の領域に突入する自分へ気合を入れ直す。
路面ガタガタ
堤防と河川敷を行ったり来たりとアップダウン
通勤、通学の人とすれ違う度に
大荷物を抱えてどこ行くの?
そんな視線が送られているようで少し恥ずかしかった。
多摩川CR終点
羽村取水堰で
玉川兄弟と初対面。
かつて江戸市中へ飲料水を提供するためにほられた上水を
この玉川兄弟が開削の指揮をとったことで知られ
羽村から四谷までの約43km、高低差100の引水工事を
約7か月で開通させたとっても偉い人です。
ここまでくれば、朝食予定地はすぐそこだ。
自然と体が軽くなる。
ラーメンショップ新奥多摩街道店
朝6時から営業しており、
SSSNが到着した9時の時点で満席
先に注文だけ聞かれ、程なくしたら席に着けた。
チャーシュー麺+ネギライス
豚骨背油バッチリ、でも軽い。
麺リフトピント合わない問題
食べている間も、待ち客は途切れることがなく
人気店なんだなぁと実感した。
油と炭水化物、タンパク質を体内に吸収し
エネチャージはバッチリです。
青梅市内のレトロな町並みを流し走り
さらに1時間経過したところで3回目の休憩です。
プロテインドリンク
なんちゃってアスリート気取りか。
さぁ、ゴールはもう少しのはずですぞ!
ζ,,゚Д゚ζ
↑ムック登場?
意気揚々とペダルを踏みこみ
山間部に突入していく。
青梅街道から吉野街道へ
風を感じながら確実に距離を稼ぐ。
ギアを上げたり下げたり
見慣れた地名やキャンプ場を目にするも
ゴールはまだ見えてこない。
ここから10km?
えー、トンネルが2Kmもあんの?
自転車で感じる初めての距離感覚
車だと
バビューンと通り過ぎる道
少しの勾配で一喜一憂しながら
正直心折れそうになり
スマホで現在地を確認した。
ゴールは目と鼻の先やん!
自転車で来てやったぞ奥多摩駅。
地ビール
BBQ用酒販売
魅力的なポップが並ぶ駅前に
後髪を引かれつつも
先ほど通り過ぎた今宵の営地へ向け
自転車をシューっと戻すのだった。
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2021/05/24
2021/05/19クロスバイクで奥多摩キャンプGWが明けたと思ったら、沖縄・九州地方が史上2番目の早さで梅雨入りし、関東の週間天気予報を見てもなんか傘マークが並んでいる状況。適温適湿、虫がいないアウトドア最高の季節が瞬く間に過ぎ去ろうとしていた…からの続きです。都心からアクセス…